かゆみの原因は数々あれど

皮膚のかゆみの原因はいくつかあります。まず、いちばん単純なのが、チクチクする化繊の衣服などが敏感な部分にふれることで起こるもの。つまり 物理的・化学的接触 が原因である場合です。

また、乾いた空気や温度で皮膚表面が乾くという 乾燥 も大きな原因のひとつです。そして最近多いのが、 アトピー(アレルギー) という、体の反応があげられます。ここではこの3つ目のアレルギーについてみてみましょう。

人間は、体内に「自分以外のモノ」を取り込み、分解して、エネルギーにしたり、骨や筋肉をつくって生体を維持しています。いわば異物を同化させているのです。

このサイクルがうまくいっている場合はよいのですが、食様式の変化により、

  1. これまで体内に入ってきたことがないもの、あるいは、
  2. 少量しか入ってこなかったのが、大量に入ってきた場合があります。また、全体的に
  3. 日本型家屋から洋風家屋への生活環境の変化という問題もあるでしょう。加えて、
  4. 生体防御系に影響する精神的・肉体的なストレスも、以前にくらべたら大きくなっているでしょう。

このおおよそ4つの原因から、体が異物を同化できずにある種の拒否反応を起こしてしまいます。これが多くのアレルギー反応です。

このほかに、体質そのものが敏感である場合、また、年齢とともに体質が変化してアレルギー反応を起こすこともあります。

かゆみは、このアレルギー反応によって、マスト細胞が壊れ、ヒスタミンやセロトニンという成分が外に出ることで起こります。

この成分が知覚神経系や自律神経系に働き、皮膚が敏感になったり、かゆみを引き起こしたり、そのほか様々なアレルギーを引き起こすのです。

腎臓透析患者に酢もろみ原末を与えてみたら

かゆみやアレルギー症状を抑えるには、いくつかの方法があります。よく目にする「抗ヒスタミン剤」は、ヒスタミンの結合相手(=レセプター)をブロックすることで、ヒスタミンを結合させず、宙ぶらりんのままにするという薬です。

また、原因物質を体に入れない、あるいは原因物質が体に入っても反応しないよう体質を変えていくという方法もあります。

さて、私たちの実験では、 酢もろみ に、抗ヒスタミンの力があるというデータがあらわれました。

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